ストーリーの大まかな全体像について考えたことのまとめ。 「エルデンリング」のストーリーの前提 「律」が壊れているので、時系列や因果律が乱れている。 現在と過去と未来が同時に事象化しており、一人の人物(の可能性)が必ずひとつの実体に集約されているとは限らない。一人の人物の別の可能性が別人物として、同じ世界で具現化している(多くの場合、本人たちは血縁であると語る) さらにレイヤーを上げて見れば「事象を擬人化、物語化して語っている」 例えば「エルデの獣」=律であり、律に反する動きがマリカ、その律を強固にする動きがラダゴンである。律はその揺らぎを繰り返すことで、揺れ動きも含めた完全な世界=エルデンリン…