スマートフォン用の表示で見る

エシャレット

エシャレット

えしゃれっと

エシャレットは、ラッキョウを、軟白栽培(根元に土を盛ることで柔らかく白く育てる)したもので、生食用に特別に育てられたもの。「エシャ?」ともいう。

発祥は浜松で、一般的なラッキョウほど香りやクセが強くなく、味噌やマヨネーズを添えて食されることが多い。

したがって、エシャレットは品種名ではない。

栽培が開始された1955年ごろ、「根らっきょう」という名称では売れないだろうと言う事で、筑地の大手青果卸、東京中央青果常務の川井彦二がヨーロッパの香味野菜「エシャロット」(フランス語)に似ていたことから、「エシャロット」名付けられたとされる。

しかし、ヨーロッパの「エシャロット」が日本でも広まり始めると、混同されるようになったことから、若採りのらっきょうの方は「エシャレット」や「エシャ」と呼ぶようになった。

なお、海外で広く使われている「エシャロット」はタマネギの仲間であり、外観もタマネギに似ていて、類似種ではあるもの、基本的には違う野菜である。

産地

茨城県が最も多く、静岡県がこれに次ぎ、両県で全国の約97%を生産している。

ただし、一般的にらっきょうの産地として知られる鹿児島県鳥取県宮崎県ではあまり作られていない。

エシャレットはハウス栽培され、ほぼ通年安定して出荷され、市場に出回っている。ただ、露地栽培では2月〜5月頃までは葉が青く柔らかいので、葉も食べられるが、夏に入ると葉が衰え、枯れ始めるので、最も美味しい旬の時期は3月〜5月頃までと言える。