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エフェドリン

医薬品

生薬であるマオウに含まれる有効成分。

マオウ(エフェドラ)は気管支拡張作用を持つため、古来より呼吸器疾患の治療薬として用いられてきた。しかし近年になると主にアメリカにおいて、食欲減退効果を利用してダイエットサプリメントに添加されたり、精神割賦剤として乱用されたりすることで、副作用による健康被害や死亡例が続発し、社会問題にまで発展した。

日本においては医薬品塩酸エフェドリン』あるいは『塩酸メチルエフェドリン』として感冒薬や喘息の治療薬に添加される。その名を冠した有名な『ヱフェドリン「ナガヰ」錠』(大日本製薬株式会社)は一錠中塩酸エフェドリンを25g含有する。なお日本ではエフェドリンとして1回分25mgを超えて含有するものは劇薬として使用が制限されている。

また,エフェドリンメタンフェタミンと構造が類似しており,覚せい剤の原料になりうるため,覚せい剤原料物質として規制されている.