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エルネスト・ド・ジャンジャンバック

(読書)
えるねすとどじゃんじゃんばっく

Ernest de Gengenbach (1903–1979) フランスの作家。ダリの偏執狂と、ペレの破天荒さをあわせもつシュルレアリスム最大の奇人と称される。現実と虚構の境が見分けられない特殊なスタイルで、自らのファンタスムを作品に昇華した。

経歴

フランスのロレーヌ地方グリュエー=レ=シュランス生まれ。
パリで神学生となる。
1925年、女優とのスキャンダルが持ち上がり放校となる。鬱になっていたが、シュルレアリスムに出会う。ブルトンに宛ててこれから自殺を試みるという内容の手紙を書き送り接近。
しかし、ブルトンを「堕天使の生まれ変わり」と呼び、他のシュルレアリストたちには「悪魔に憑依された 」と告発し、グループとの断絶を引き起こし、シュルレアリスム運動は短期間だけで離れる。
次第にオカルティズム的傾向を強める。金のミサを夢見るようになる。

作品

『パリのサタン』(1927)
『ユダ、あるいはシュルレアリスムの吸血鬼』(1948)
『悪魔的体験』(1949)

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