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エロール・ル・カイン

アート

エロール・ル・カイン

えろーるるかいん

Errol Le Cain (1941年3月5日〜1989年1月3日)

『イメージの魔術師』という異称を持つ、20世紀のイギリスで活動した挿絵家/アニメーター。1941年にシンガポールに生まれたエロールは欧亜混血児で、幼少の頃から日本を含む東洋の様々な文化に親しんだ。

1956年イギリスに渡り、カナダアニメータのスタジオでいくつものアニメーション作品に関わる。イラストレーターとしての初の仕事は1968年に出版した『アーサー王の剣』だった。その翌年の1969年には『キャベツ姫』でケイト・グリーナウェイ賞の候補となる。

本業とともにBBCの製作現場での仕事なども行い、そのようななか1975年の『ソーン・ローズ』で再びケイト・グリーナウェイ賞の候補へ。1984年に発表した『ハイワサのちいさかったころ』でついにこの賞を受賞した。

長いこと闘ってきた癌が原因で、1989年にイングランドで死去。画集を含めた数多の作品が邦訳されているほか、さくらももこの『憧れのまほうつかい』で再評価されもした。

 参考資料:エロール・ル・カイン (Errol Le Cain)