Hatena Blog Tags

オストラコン

(読書)
おすとらこん

ostracom。元々古代ギリシアでは、カキの一種のこと。これをちょうど古代日本のメモ記帳に「木簡」を用いたように、サササッと文字や句や歌や挿絵などを記した。やがてその政治利用が始まり、つまりは享保の徳川吉宗と同じく「目安箱」化し、6000票を超えた悪政僭主や危険人物などは10年間の国外追放になった。
のちに貝殻から陶片に替わるのだが、呼び名はそのまま継承され、この罰則のことを「貝殻追放」(=ostracism)といった。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ