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カツオブシムシ

動植物

カツオブシムシ

かつおぶしむし

生態

・ヒメカツオブシムシ               

  成虫:体長約4mm 赤褐色から黒褐色     

  幼虫:体長約9mm)黄褐色から茶褐色      

・ヒメマルカツオブシムシ             

  成虫:体長約2.5mm 黄、白、褐色の斑紋     

  幼虫:体長約4mm、暗褐色から黒褐色      

ヒメカツオブシムシとヒメマルカツオブシムシは、通常年1回の発生で、幼虫で越冬して、3〜5月に蛹化し、5〜6月に成虫になります。幼虫期間は両者とも長く、300 日に達します。

幼虫は加害物や貯蔵庫の隙間などに潜入して休眠し、越年する。幼虫の期間中、衣類を食べ続けているわけでなく、ある一定の大きさになるとほとんど食べなくなります。ヒメカツオブシムシでは9月頃から食べる量ががたんと落ちます。しかし、それ以前の時期の食べ方は激しく、多い時は1週間に自分の体重の2〜3倍量も食べます。_

      

被害

・主な被害は幼虫による食害です。被害にあうものとして、羊毛、絹織物、毛皮等の動物性繊維製品や干し魚等動物性乾燥食品、あるいは動物のはく製や昆虫標本等があります。 また、穀類や種子類などが被害にあうこともあります。衣類の被害は、ほとんどがヒメマルカツオブシムシによるものと言われています。成虫による被害は特にありません。

・ヒメカツオブシムシは、学校等の床材の継ぎ目に溜ったほこりに大発生したという報告もあります。

駆除

・衣類は、汚れている部分が好んで食害されるので、クリ−ニングをして収納しておくことやナフタリン、パラジクロルベンゼン等の防虫剤を使用して被害を予防します。

・乾燥食品類は、しっかりした容器に収納して産卵をさせないようにします。

・殺虫剤による駆除は、有機リン系の粉剤または油剤散布が効果的ですが、対象物(衣類や食品)に十分な注意を要します。

防虫剤の効果的な使い方

衣料用防虫剤には、しょうのう、ナフタリンパラジクロロベンゼン、ピレスロイド系があります。ピレスロイド系は、「においがしない防虫剤」として各社から発売されていますが、蚊、ゴキブリの殺虫剤と同じ成分です。

・防虫剤を使わない方法−脱酸素剤により酸素を吸収除去する方法です。酸素がなくなった袋の中で、虫の卵は2週間位で死んでしまいます。