歌の力—「マイ・ラスト・ソング」より - 高世仁のジャーナルな日々 きのう20日、安田純平さん*1の裁判を傍聴するため、東京地裁に向かった。 安田さんへの旅券発給拒否は、やはりフリージャーナリスト*2の常岡浩介さん*3に旅券返納命令を出した措置と同様、権力が、立場の弱いフリーランスを狙った攻撃である。同じ危険地に行ったテレビや大新聞の社員記者に政府はけっしてこういう「いやがらせ」はやらない。 メディア企業で働くジャーナリストたちが、これを報道に携わるすべての者にかかわる重大な問題だとして、裁判を全面支援すべきなのだが、その動きはみられない。ここにもう一つの日本のメディアの宿痾がある。 高世自身…