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キタノブルー

映画

キタノブルー

きたのぶるー

色彩にこだわりを見せることで有名な北野武監督だが、その中で彼の特徴として真っ先に挙げられるのが、青みがかった色彩。画面の全体的なトーン、小道具の色などによく青が使われる。とりわけキタニスト達は、北野監督が好んで使う気品あるブルーのことを「キタノブルー」と呼ぶ。中盤までの作品はこの「キタノブルー」が顕著で、ヨーロッパで高い評価を得た。実は「キタノブルー」は突然雨が降り出し、ファインダー越しの世界が青一色に染まったのが始まりだと言われている。余計な色を使うのが嫌いだった北野監督が、以来ブルーを意識して撮影するようになったのだそう。が、様々な色彩に満ちた『ドールズ』以降、「キタノブルー」は強調されなくなっている。