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キハ37

一般

キハ37

きはさんじゅうなな

鉄道車両

国鉄製造の気動車形式の一種。

1982年に、近郊型通勤型気動車として製造された。

都市圏近郊輸送を考えた、キハ20系列と、キハ30系列の新型化を目的とした形式と言える。

先行導入として、兵庫県加古川線千葉県久留里線に少数導入された。

しかし登場後の国鉄は、電化進行にあわせ大量の余剰車の整理を行う時期となっており、急行気動車としての運用が終了し余剰となったキハ58系列をローカル線転用として気動車の充実を図った為、本形式は量産されずに終わる。

比較的新しく状態の良い車両の為、JR化後も引き続き使用されている。

久留里線の物はJR化後キハ58系列のエンジン更新車に使用していた新型エンジンの発生品に換装しており、あわせてエアコン搭載を計り久留里線の近代化に引き続き貢献している。

加古川線の車両は路線電化に伴い山陰地区へ転用され、主に境線を中心とした近郊輸送に使用され、設計時のコンセプトを遺憾なく発揮している。

メカニズム

国鉄が長らく使用してきたDMH17系エンジン使用の標準設計の車両に対するメカニズムの一新を目指しており、同じ1970年代(昭和50年代)に登場したキハ40系列よりも軽量かつコストダウンを図る軽快性を目指す方向性で製作されている。

本形式は量産こそされなかった物の、国鉄末期に登場した局地導入車両への貴重なデータを残す結果となった。


バリエーション

  • 形式
    • 0番台   トイレ付のモデル。
    • 1000番台  トイレ無しのモデル。
  • カラーリング
    • 首都圏色   登場時のカラー。朱色の単色。
    • 久留里色   スカ色のクリームとブルーを使い、東京湾アクアラインをイメージしたストライプの独自の塗り分け。
    • 新久留里色  白をベースに、海のライトブルーと山のエメラルドグリーンを配置。アクセントに菜の花のイエローを配置した塗装。
    • 加古川線色  ターゴイズブルーに白帯
    • 鬼太郎列車  首都圏色の朱色一色に、水木しげる作の漫画「鬼太郎」登場のキャラクターを配置した、境線観光のペイントトレイン。

リスト::鉄道車両の形式::JRの気動車