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キビヤック

キビヤック

きびやっく

kiviak:イヌイットの間で伝統的に用いられる発酵食品。ホンオフェシュールストレミングと並び世界三大臭食品とされる。


アザラシを開腹し、内臓や皮下脂肪、肉を抜いた空洞へ海燕の一種を数百羽ほど詰め込んで縫い閉じ、それを土に埋めて発酵させる。

北極圏では夏季の2ヶ月ほどしか発酵が進まないため3年ほど寝かせるが、都合6ヶ月も発酵させれば充分らしい。


発酵した海燕は形こそ保たれているものの、内臓は完全に溶けている。その塩辛様のものを尾羽を抜き肛門に口を付けて啜るという。その他、絞り出して調味料としても用いる。

強烈な臭気があるものの美味(だそうだ)。

ヴィタミン源の希少な極圏での生活のために考え出された生活の知恵と言えよう。