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キャスリング

(読書)
きゃすりんぐ

新井素子の長編小説で、「ブラック・キャット」シリーズ第3巻のタイトル。
タイトルの由来はチェスの特殊ルール「キャスリング」。

雑誌掲載

『コバルト』(集英社)に2回分載された。

  1. 『コバルト』1994年2月号:前編
  2. 『コバルト』1994年4月号:後編

文庫

  1. 『キャスリング』前編(ブラック・キャットIII),集英社コバルト文庫,ISBN:4086140160
  2. 『キャスリング』後編(ブラック・キャットIII),集英社コバルト文庫,ISBN:4086140179

カバー絵:四位広猫/本文イラスト:山崎博海
キャスリング〈前編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫)) キャスリング〈後編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫)

特記事項

文庫版『キャスリング』後編には、「星へ行く船」の後日談「αだより」が収録されている。

キャスリング

(ゲーム)
きゃすりんぐ

【 Castling 】
チェスの特殊ルールの一つ。「キングを城の中に入れる」という意味。
チェスでは通常1手で1つの駒しか動かすことができないが、ある条件を満たしている場合のみ、キングとルークの2つを1手で動かすことができるようになり、それを「キャスリング」と呼ぶ。

駒の動き

自軍一番手前の横線上で、キングをそのルーク側に二ます動かし、ルークをキングの逆側に動かす。
動かすのは必ずキングから。左右どちらのルークとでも行うことができる。

条件

  1. ゲーム開始以降キングが動いていない。
  2. ゲーム開始以降キャスリングする方向のルークが動いていない。
  3. キングとキャスリングする方向のルークの間に他の駒がいない。
  4. キングがチェックされていない。
  5. キングが移動する道筋に敵の駒が効いていない。
  6. キングがキャスリング後に来る地点に敵の駒が効いていない。

利点

  1. キングを安全なチェスボードのすみに移動できること。
  2. ルークを素早くゲームに参加させることができること。
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