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クートン

(一般)
くーとん

ジョルジュ・オーギュスト・クートン(Georges-Auguste Couthon)
フランスの革命家。「ロベスピエールの第二の魂」(1755年〜1794年)

オーヴェルニュの公証人の子として生まれる。弁護士となり、貧民救済等にも精力的に活動。やはり廉直さと無欲とで知られていた。
1791年に立法議会議員になる。当初は立憲君主制支持者だったが、そのうちにロベスピエールらと近しい関係となり、やがてジャコバン派の主要メンバーの一人となる。なお、革命中に病気のために下半身が麻痺し、車椅子に乗るようになっている。
国民公会では 国王処刑に賛成。1793年にジロンド派追放に参加後、公安委員会に入り、モンターニュ派三傑の一人として活躍。派遣議員として送り込まれたリヨン市での処置が寛大に過ぎたため、コロー・デルボワとフーシェに交代させられた。が、パリには凱旋し、国民公会議長に就任する。
病気と革命の進行のために「反革命の陰謀」を極度に恐れるようになり、エベール派とダントン派を弾圧した後も恐怖政治を強化していく。
テルミドールの反動によって逮捕され、一度はパリ市役所に逃れるも、再度襲撃された際に自殺に失敗して、階段から転落して逮捕され、翌日ロベスピエールらとともに処刑された。

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