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クライブ・バーカー

読書

クライブ・バーカー

くらいぶばあかあ

1952年リヴァプール生まれの幻想作家。スティーブン・キングが退屈で時代遅れな無駄話に興じている間に、イギリスからスプラッタームーヴィーを想わす、過激で爽快なオカルト小説が生れた。まるで、オカルトシドニィ・シェルダンである。昨今は長編ばかり書いているが、デビュー作の短編を集めた『「血の本」シリーズ』が秀逸である。視覚的にして、キモォくて(アンプレザントネス&ナスティ)、文学で、「吐き気」や「体内深部からの反乱の恐怖・不安」をさえ味わわせた力量は、ヘミングウェイの「ヴィジブル、オーディブル、タンジブル」など幼稚に思える。ために1980年代当初「スプラッター小説」と称された。