一般

クライン

くらいん

メラニー・クライン 旧姓ライツエス 精神分析家。対象関係理論の祖。

結婚によって進学を断念するが、アブラハムフェレンツィに教育分析を受け精神分析家となる。特に幼児の遊びを直接的に解釈する早期分析、出生直後からエディプス葛藤が存在するという早期エディプス葛藤理論で精神分析界にセンセーションを巻き起こす。

ナチスの迫害によってアーネスト・ジョーンズに招かれ、イギリスに逃れる。第2次世界大戦のただなか、アナ・フロイト自我心理学派とイギリス精神分析協会を二分する理論闘争が生じ、その結果イギリス精神分析協会は、自我心理学派、クライン派、独立派の3グループが併存する形となった。

 妄想・分裂ポジション抑うつポジションの発達ポジション、投影同一化、躁的防衛などの斬新なアイディアによって現代の精神分析にも大きな影響を与えた。

娘のメリッタ・シュマイデベルグも精神分析家となったが、クラインとはイギリス精神分析協会を舞台に確執を見せた。