Club des Croqueurs de Chocolat C.C.C.と略される。フランスのショコラ愛好家の団体。直訳すれば「チョコレートをかじる人たちのクラブ」。
1981年に現在クラブの名誉会長を務める料理評論家クロード・ルベを中心とする食の評論家やジャーナリスト仲間6人によって設立された。ジャック・ぺシスが会長。
150人に限定されているといわれるメンバーは全員がアマチュア。
定期的にデギュスタシオン(試食会、品評会)が行われるがこれは審査ではない。審査はフランス在住の18人と責任者2名のみが行いこれも全員がアマチュア。(専門家やジャーナリストはいない)
判定結果は、数年ごとにクラブが出版しているガイドブック『ル・ギド・デュ・クラブ・デ・クロクール・ショコラ Le Guide du Club des Croqueurs de Chocolat』で発表される(一般書店での販売はない)。現在は金のタブレットが最高位で、2014年は全出品ブランドの約4分の1が金のタブレットを獲得している。
ガイドブックの「☆」マークは「アワード」を意味するが、「アワード」獲得者が最優秀という意味ではない。2014年はこれまでに日の当たらなかった人や、若手でよいチョコレートを作る人に授与するのはどうか、ということで与えられている。