【2008年開幕時点】 紆余曲折——。この一語に貫かれた背番号、の趣。その筆頭領主・江夏は「28」でエースに君臨→「17」で“ストッパー”という働き場を確立、球団を転々としながら「26」では'79年より3年連続優勝貢献。ストッパーの存在価値を“ペナント奪取の絶対条件”にまで高めた優勝請負人。その証として'79年・'81年と史上初の両リーグまたぎでのMVP受賞を果たした。 イメージの両輪を組んだ西本は台頭時('77年) 21歳ながらあえて茨の道を行く“反骨むき出し”スタイルで江夏像の対句となった。脱'89年には('86年以降7〜8〜4勝の下り坂、を経て)移籍で20勝、初タイトル獲得とさらに真価を…