(Grand Central Station)
アメリカ合衆国のニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区にあるターミナル駅。正式名称はグランド・セントラル・ターミナル(Grand Central Terminal)。単に「Grand Central」とも。
“マンハッタン3大ターミナル”(ほか2つはペンシルベニア駅、ポート・オーソリティ・ターミナル)のうち最大のものである。駅近辺の鉄道はすべて地下を通っているため、44面67線の広大なプラットホームはすべて地下にある。
1860年代に完成。現在の駅舎は1913年に改装・修復したものである。建物は古典主義風のボザール様式(アメリカン・ボザール)の建築物である。床は大理石。1966年に高層ビルを建てるため取り壊す再開発計画が公表された。しかし、ニューヨーク市やジャクリーン・ケネディ・オナシスの反対などにより計画は撤回された。1998年に再び内装をリニューアルオープンした。2013年2月1日に駅舎生誕100周年を迎え、記念式典が開かれた。また併せて2014年に駅舎生誕100周年を迎える日本の東京駅と姉妹提携を結ぶことも発表された。日米両駅で姉妹提携を結ぶのは初めてである。