No.3836(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】しっとりした大人のジャズ「グリーンドルフィン・ストリート」 ビル・エヴァンスが1959年に発表したアルバム「グリーンドルフィン・ストリート」が実にいい。 本盤1曲目の「あなたと夜と音楽と」は1962年の名盤「インタープレイ」でも演奏しており、エヴァンスのピアノ、フレディ・ハバードのトランペット、ジム・ホールのギターがまさにインタープレイを繰り広げている。本盤ではエヴァンスのピアノが、職人フィリー・ジョー・ジョーンズの重いドラムをバックにしっとりした大人の演奏をしている。 どちらも捨てがたい「あなたと夜と音楽と」だが、深夜にお酒を飲みながら聴くには…