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グリーンシート

一般

グリーンシート

ぐりーんしーと

制度の概要

上場株式等のうち、一定の要件を満たすものについて日本証券業協会(以下「協会」)がグリーンシート銘柄として指定して、取扱証券会社委託売買及び募集の取扱等を行う制度。日本証券代行?が金融庁認可のPTS(私設取引システム)で証券会社間取引を仲介し、実質的な店頭市場としての機能を有している。金融商品取引法では「取扱有価証券」と定義され、上場有価証券に関する不公正取引規制等が準用されている。

株式公開(銘柄指定)要件

グリーンシート銘柄として指定されるためには、発行会社は「有価証券報告書」またはこれに準ずる「会社内容説明書」を作成し、直前期の公認会計士または監査法人監査意見が適正である必要がある。

審査責任は、取扱証券会社(主幹事)が負っている。協会規則で主幹事に要求されている審査項目は、1)事業の社会性、2)ビジネスモデルの収益性(エマージング区分の場合は成長性)、3)事業リスク、4)適時開示体制。協会では取扱証券会社の審査内容について確認を行う。

特徴

証券コード協議会から4桁の証券コードが発行され、東京証券取引所の適時情報開示サービスTDnetに開示される等の点は取引所上場と変わらない。一方、内部統制報告制度は適用されず、情報開示業務は専門家へのアウトソーシングも認められるなど、取引所上場と比較すると株式公開コスト及び公開維持コストは大幅に低い。また、株式公開の形式要件として業績や時価総額等の基準がないことから、中小企業でも株式公開しやすいのが特徴。