グレンデール慰安婦像

グレンデール慰安婦像

(社会)
ぐれんでーるいあんふぞう

アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡グレンデール市に設置された慰安婦像

設置の経緯

2007年7月30日に、日本政府に戦時中の犯罪行為に対する歴史的な責任を認めるよう求める下院決議がなされたことをうけて、グレンデール市が「慰安婦の日」を制定し、その記念として建てられた。

  • 日本軍によって性的な奴隷状態であることを強要された20万人以上のアジアとオランダの女性(朝鮮、中国、台湾、日本、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、東チモール、インドネシアから連れて来られた)に捧げられている。
  • 設置については、日系人団体のNikkei for Civil Rights & Redress(NCRR)も支援している。
  • 日本の右派勢力は、韓国人団体が日本批判のために建てたと主張しているが、実際には日系人団体も協力しており、日本人の被害者についても言及されている。

裁判の経緯

  • 2014年2月に、目良浩一、歴史の真実を求める世界連合会、ミチコ・シロタ・ジンジャリーを原告とし、慰安婦像の設置が憲法違反であるという裁判が起こされた。主な論点は2点あり、「グレンデール市の行為は、連邦政府の外交の権限を阻害する」「慰安婦の設置が議会で承認された際、碑文の内容について説明がなかったのは州法上の手続きに違反している」というもの。原告は従軍慰安婦の歴史的解釈を争うのを避け、設置の手続き上の問題をあげつらう作戦に出たのだが、同年8月4日、地方裁判所は、そもそも原告は訴えを起こせる立場に無いとして棄却した。

日系人の子どもがイジメにあっているというデマ

  • 「週刊新潮」2014年3月6日号や、「SPA!」2014年5月13・20日号において、グレンデール市で、日系人の子どもたちが慰安婦の設置がきっかけでイジメにあっているという記事が掲載された。しかし、在米ジャーナリストのエミコヤマは、「週刊金曜日」2014年6月13日号において、グレンデール市警察とグレンデール市教育委員会に取材し、そのような被害報告は一切受けていないという回答を得ている。また、「東京新聞」2014年8月29日紙面において、外務省は一切現地からの報告を受けていないと報道している。
  • 関西テレビ「アンカー」2014年5月21日放送で、青山繁晴が現地でイジメが起きているとレポートしたが、これに対して、取材を受けた「日本を思う在米日本人の会」から、事実無根であるとの抗議を受けている。

碑文の内容(原文)

In memory of more than 200,000 Asian and Dutch women who were removed from their home in Korea, China, Taiwan, Japan, the Philippines, Thailand,Vietnam, Malaysia, East Timor and Indonesia, to be coerced into sexual slavery by the Imperial Armed Force of Japan between 1932 and 1945.

And in celebration of proclamation of "Comfort Women Day" by the City of Glendale on July 30, 2012, and of passing of House Resolution 121 by the United States Congress on July 30, 2007, urging the Japanese Government to accept historical responsibility for these crimes.

It is our sincere hope that these unconscionable violations of human rights shall never recur.

July 30, 2013

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