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ゲームボーイウォーズアドバンス

(ゲーム)
げーむぼーいうぉーずあどばんす

任天堂より2004年11月25日に発売されたゲームボーイアドバンス用戦略シミュレーションゲーム(ウォー・シミュレーションゲーム)。開発はインテリジェントシステムズ。
『ゲームボーイウォーズアドバンス1+2』のタイトルで、『ゲームボーイウォーズアドバンス』「ゲームボーイウォーズアドバンス2』の2作品をセットして発売された。
2014年4月3日よりWii Uのバーチャルコンソールで配信されている。

概要

ファミコンウォーズ』から連なる、任天堂の戦略シミュレーションゲームのシリーズの一つ。
ゲームボーイウォーズ』(無印・TURBO・2・3)の続編と思われがちだが、ゲームシステムとしては『ファミコンウォーズ』『スーパーファミコンウォーズ』の流れを汲む。
シリーズの特長として、ユニット名が分かりやすく、各ユニットの癖がはっきりしているので、誰にでも分かりやすい点が挙げられる。


2005年6月23日に、続編の『ファミコンウォーズDS』が発売された。

ゲームボーイウォーズアドバンス1

前作『スーパーファミコンウォーズ』と同様、"ショーグン"という指揮官となるキャラクターが登場する。「レッドスター」「ブルームーン」「グリーンアース」「ブルーコメット」という4つの国がひしめくコスモランドが舞台で、前作以上にコミカルな雰囲気となっている。
合計100種類以上のマップを収録。
新要素として、戦闘でブレイクゲージを満タンにすると発動できる必殺技「ショーグンブレイク」が登場した。ショーグンブレイクは、ショーグンによって様々な種類があり、その効果も異なる。また、雨や雪が降る天候の要素が加わっている。
サクセンルームというチュートリアルモードをクリアすると*1、ストーリーに沿ってマップを攻略していくキャンペーンモード、コンピュータと対戦していかにマップを効率よくクリアしたか採点されるトライアルモード、オリジナルマップを作成できるマップデザインモードを遊べるようになる。キャンペーンやトライアルをクリアすると獲得できるウォーズコインを使って、ウォーズショップで新たなマップを購入することができる。
通信ケーブルを繋いで、2〜4人で対戦プレイが楽しめるツーシンモードも用意されている。人数分の本体とカートリッジを使うマルチカートリッジ対戦のほか、ルールセッティング不可でマップメニューやユニットの種類が限定されるが、1カートリッジ対戦にも対応している。マップデザインで作成したオリジナルマップを他のプレイヤーと交換することも出来る。

ゲームボーイウォーズアドバンス2

前作「1」の戦いから数ヵ月後、マクロランドに現れたブラックホール軍の攻撃により、「レッドスター」「ブルームーン」「グリーンアース」「ブルーコメット」の4つの国がほとんどの領土を失ってしまう、というストーリー設定。
合計200種類以上のマップを収録。
新要素として、ショーグンたちの必殺技「ショーグンブレイク」に、早めにブレイクゲージが溜まる「ブレイク」と、より強力な「スペシャルブレイク」の2種類が用意された。「スペシャルブレイク」は超強力だが、最大までゲージを溜めないと使用できない。また、強力な新地形や敵施設、新ユニット「新型戦車」などが登場する。
ストーリーに沿ってマップを攻略していくキャンペーンモード、本体1台とカートリッジ1個でCOMを含め4人まで対戦できるフリーバトルモード*2、オリジナルマップを作成したりショーグンのカラーを変更できるエディットモード、通信ケーブルを使って2〜4人で対戦できるツーシンモード、ウォーズポイントを使って、マップやショーグンのカラーなどを購入できるウォーズショップ、いかにマップを効率よくクリアしたか採点されるトライアルモードといった多彩なモードが用意されている。
ツーシンモードは、人数分の本体とカートリッジを使うマルチカートリッジ対戦のほか、ルールセッティング不可でマップメニューやユニットの種類が限定されるが、1カートリッジ対戦にも対応している。エディットで作成したマップを他のプレイヤーと交換することも可能。

発売までの経緯

日本では当初、『ゲームボーイウォーズアドバンス』(1)が2001年10月12日に発売予定だった。北米では「ADVANCE WARS」(アドバンスウォーズ)というタイトルで2001年9月10日に先行発売されたが、翌日に発生したアメリカ同時多発テロ事件の影響で、日本での発売は無期延期となった。海外では携帯機 Game of the year 2001を受賞するなどの高評価を得た。
2003年6月20日には、北米で続編の「ADVANCE WARS 2」が発売されるが、日本では全く発売予定の発表なし。こちらも海外では全作同様に高評価を得た。
日本のファンは日本語版の発売を諦めていたが、2004年秋に1と2をセットにした『ゲームボーイウォーズアドバンス1+2』の発売が決まり、2004年11月25日に発売された。「1+2」というタイトルで、GBAソフトのため『MOTHER1+2』や『FINAL FANTASY I・II』のようなリメイクものの一種と思われがちだが、リメイクではなく、新作が二本分まとめてROMカートリッジに入っているのである。

関連商品

ゲームボーイウォーズアドバンス1+2

ゲームボーイウォーズアドバンス1+2

*1:シリーズ経験者は最後の「決戦!!」だけをクリアすればいい。

*2:複数人で遊ぶ場合は、本体をまわしていく

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