記憶力がおわりを迎えていることを自覚して久しいのでだれと何をしゃべったのかがごっちゃになり、同じひとに同じ話をしたり、話したと思いこんだことがらをひとに伝えそびれたりする。そういうことを考えながら東京滞在前半がおわった。ひろプリ29話、夏のホラー回。洋館に忘れ去られてしまったぬいぐるみが持ち主を想うあまりにちからをもつようになり……というシチュエーション、アニポケでも同じ話があったなと思いだした。きめ細やかさが伝わってくるコンテ・演出の、ひと手間ひと手間にひしひしとリキを感じる。ぬいぐるみ・マロンとの別れの場面で顔を映さずに背後からソラを撮る、あるいは、再会できた女の子の流したなみだが彼女の抱…