商用EVの可能性はどこまで伸びるのだろうか。 軽自動車規格のEV化はハードルが高い。バッテリーによる積載量の低下、従来の軽自動車に比べて割高な価格など改善点が多い。 そして何より、軽商用EVの選択肢が少ない。 トヨタ「ハイラックス」、ホンダ「WR-V」は輸入車だ。そして紹介する「ASF2.0」もまた輸入車である。軽商用EVの輸入車という何とも耳慣れないワードに戸惑うかもしれないが、これは軽規格に対する新たな挑戦と言えるだろう。 (画像引用元:ASF株式会社) ASF株式会社の沿革 「ASF2.0」には面白い歴史がある。 大手物流メーカー佐川急便は2020年、ASF株式会社(本社:東京都千代田区…