「コンビニ受診」は、ごく軽い症状で緊急性もないのに、夜間や休日に病院の救急外来をコンビニのように気軽に利用することです。
病院のお医者さんは、夜間や休日は、重傷の患者や、入院患者をみなければなりません。軽症の患者がたくさん押しかけると、重症の患者を受け入れられなくなったり(「たらい回し」)、入院患者の急変に対応できなくなります。
また夜間は、昼間働いたお医者さんが少し眠る時間が必要です。夜たくさんの患者が押し寄せると、眠る時間がなくなり、連続32時間勤務することになります。疲れ果て、医療ミスを恐れたお医者さんが次々と病院を辞め、医師の数が足りなくなり、病院が立ちゆかなくなり、その地域の医療の崩壊につながります。