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サーバー様

ウェブ

サーバー様

さーばーさま

このキーワードへの無断リンクを禁止します。

リンクの神様。すごい御利益があるらしい。

2005年7月18日に、葵と名乗るユーザーのコメントによりその存在が広まった。

発祥

http://d.hatena.ne.jp/doumoto/comment?date=20050718#c

一方的且つ威圧的にリンク削除を強要しているコメントの中にあってこそこのキーワードの面白さが際立つ。

「子供の間違いに大人気ない」という意見があるが、「無断リンクは悪」という自分の主張こそが正しいと盲信し、相手が従わないと見るや何らかの権威*1を利用しようとするしたたかさは子供といって侮れないものを感じる。

リンク作法

WWWにおいてリンクをする際には常にサーバー様にお伺いを立てなければならない。以下にその作法を記述するので熟読しリンクを行う際には必ずその作法を実行すること。

  1. URIについて定めた最新の定義書であるRFC3986*2をプリントアウトする。
  2. 身を清めた後、プリントアウトされた定義書を頭上に掲げ、RFCを規定する機関であるIETF(インターネット技術標準化委員会)の次回ミーティングが行われるパリ方向に向かって三度拝礼をする。
    • 尚、次回ミーティングの場所は毎回変わるため定期的にIETFホームページ*3を確認すること。
  3. 祝詞を述べる。
    • 現時点では各宗派ごとにばらばらで更に秘伝とされているため一般人には伝授されていないが、主に祈念祝詞*4のバリエーションが使われているらしい。祝詞の細かい内容に関しては必ず専門家に確認を取ること。
  4. サーバー様に当該URIに対してのリンクの是非についてお伺いを立てる。
    • この際邪な気持ちでお伺いを立ててはならない。その時点で神罰が下り自PCは紫色の煙を吐いて粉々に崩壊するであろう。
  5. サーバー様神託を得、リンクの許可が下りたらプリントアウトした定義書を焼却する。
    • 言うまでもないが、サーバー様神託が得られなかった場合、もしくは神託で不許可が出た場合以降の作法は行わず、再び拝礼し終了すること。
  6. 定義書を焚き上げた後、その灰を神酒と混ぜ杯に注いで飲み干す。
    • この際にもサーバー様に対する感謝の念は努々忘れないこと。
  7. 杯を全部飲み干したら前述した方向に向かって再度拝礼した後に清澄な精神でリンクを記述する。

以上、毎回この作法を間違いのないように滞りなく執り行なわないと、自宅に蕎麦ピザが連日届く、winnyであなたの個人情報が流出する、どこからともなくハンドアックスが飛んでくるなど、サーバー様からの神罰が下るので充分に注意すること。

注釈

  • 本作法は2005/07/21現在のものであり、使用する定義書や拝礼方向に関しては異なる可能性がある。
  • この作法は葵さんが考えたものであるわけがないので、(まさかとは思うが)誤解しないこと。

マジメな解説

葵さんは「サーバー様」をサーバ管理者の意味で用いたと考えられる。対面コミュニケーションと同様、ウェブにおいても当事者間の直接交渉はこじれることが多い。幸い、大半の情報発信者はどこかのサーバに間借りしているので、問題の早期解決のためサーバ管理者を間に立てる場合がある。

多くのサーバ管理者はトラブルを嫌うので、「した側」と「された側」が明確なトラブルにおいては「した側」に厳しい判定を下すことが多い。揉め事の種となるような行動を起こすユーザは困ったユーザであり、困ったユーザが増えるとサーバ管理の手間が増えるので、そのようなユーザに嫌われても問題ないからであろう。「サーバ管理者に訴える」といった発言が「された側」による「した側」に対する最後通牒として通用するのは、こうした状況による。

サーバー様」事件において、葵さんがはてなスタッフに何事かを訴えたという話は聞かない。何だかんだいってサーバ管理者に訴えるのはそれなりに心理的敷居の高い行為のようで、「サーバ管理者に訴える」は脅し文句に過ぎないことも多い。

*1:そしてその権威が「サーバー様」である。わらい

*2http://www.ietf.org/rfc/rfc3986.txt ただしRFC3986であればサイトは問わない。

*3http://www.ietf.org/meetings/meetings.html

*4http://www.geocities.jp/sizen_junnosuke/kinennonorito.html