紅玉いづきのライトノベル。イラストはsime。
あらゆる文書が電子化し、物質としての「紙の本」が希少かつ高価なものとなった時代を舞台に、「さえずり町」にあるサエズリ図書館の代表であるワルツさんと、図書館を訪れる人々が織りなす物語。2013年4月より講談社「Kiss PLUS」でコミカライズ版が連載(作画は楠田夏子)。
「希少となった紙の本」が中核の物語でありながら、Webサイト「最前線」で第1話が公開されており、第1話とあとがきを収録したKindle、kobo、iPhone、iPad用PDFファイルが無料で配布されている。