サミール・アミン Samir Amin (1931〜)
アンドレ・グンター・フランクらとともに従属論経済学の大家として知られる、エジプト生まれのマルクス主義政治経済学者。フランス留学ののち、帰国、経済開発局で働くがナセル政権の共産党弾圧を受けてフランスに亡命。その後、マリを皮切りとしてアフリカ諸国で経済開発関係の仕事に従事する。セネガルはダカールにある国連アフリカ経済開発・経済計画研究所(African Institute for Economic Development and Planning / IDEP)研究員を経て所長。同時にアクティヴィストとしても活躍。「代案のための世界フォーラム(World Forum for Alternatives)」の組織委員会暫定委員長もつとめ、「世界社会フォーラム」の実現に尽力した。