サラウンド

モノラルやステレオよりも多くのチャンネルを持つ、音声の再生方式。「囲まれる」という意。

概要

1ch再生はモノラル、2ch再生はステレオのことを指す。通常、ステレオは前方に2つのスピーカーを介して体的に音性を再生するものだが、近年の発達著しいビジュアルとの連携した再生には音場不足であまり向かないとされている。そこで、従来のステレオを補足するシステムとして、スピーカーを追加することで音場を囲い込む、つまりサラウンドが考案された。

主なサラウンド方式

サラウンドは、ドルビー社提唱の方式、DTS社提唱の方式、AACというMPEG2規格の方式の主に3つに分けられる。

その他にも様々な方式が存在するが、実際のアンプ等の製品には上記各社の方式を搭載してあり、意識しなくても適正なサラウンド方式で再生されるようになっている。

方式プロセッサ 信号 短所
マトリクスサラウンド必要無 アナログ必ずしも製作者の意図した音響設計で再生されない。サービスエリアが狭いため、一人のためのサラウンド。
4chサラウンド 必要 アナログソフト、ハードを選ぶ。昭和40年代に消滅。
ドルビーサラウンド 必要 アナログセンターチャンネルがないため、あくまで簡易式ドルビーサラウンド。現在はプロロジックに移行。
ドルビープロロジック 必要 アナログセンタースピーカーの選択とセッティング方法が最大の焦点。
ドルビーデジタル5.1ch(旧AC-3) 必要 デジタル短所プロロジックと変わらず。さらにプロセッサーの対応が必要。特に旧型のAVアンプは注意。
ドルビーデジタル6.1ch(ドルビーデジタルEX)必要 デジタルリアセンタースピーカーを何処に設置するか。日本の住宅事情では難しいかもしれない。
DTS(デジタルシアターシステム) 必要 デジタルプロセッサー等の対応が必要。まだ対応ソフトが少ない。