The Commitments
アイルランド共和国の首都ダブリン。労働者階級の街に生まれ育ったジミーは、仕事も金もいい音楽もないという日常のなか、世界一のソウル・バンドを売り出してみせるという夢を持ち、一からバンドをスタートさせる。オーディションでメンバーを集めたそのバンド、「ザ・コミットメンツ」は、紆余曲折ありながら練習を重ねライヴを行なうごとに「ソウル」を得て、ダブリンでトップクラスのバンドとなっていく。しかしやがて……。アラン・パーカーの「音楽が好きで好きでたまらない」という一面が凝縮されたような作品。本人もカメオ出演している。
原作は、アイルランドの作家、ロディ・ドイルの「バリータウン三部作」の第一作、『おれたち、ザ・コミットメンツ』(日本語訳は品切れ・絶版)。映画の脚本にはドイル自身も関わっている。
2006年には廉価版が発売されている。