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ザウルス

シャープ株式会社が販売するPDA(Personal Digital Assistant)の一種.発売の古い順に並べて,PIシリーズ,MIシリーズ,SLシリーズの3つがある.(現在発売されているザウルスSLシリーズ)

高度な手書き文字入力機能,定評ある高品質な液晶パネル,早くからネットワーク接続機能をサポートしていたことなどから,多くのユーザの支持を得た.

Zaurus

PIシリーズ

かつての日本の電子手帳市場では,シャープは初代の電子手帳となるPA-7000から始まるSC電子システム手帳シリーズと,後期のPA-9500から始まるハイパー電子システム手帳シリーズを販売し,カシオと並んで二大メーカー市場を形成していた.これを受けて,電子システム手帳シリーズと一部互換性を残したまま機能強化を行って発売された,初代となるPI-3000から始まるザウルスのシリーズが PIシリーズである.

2代目となるPI-4000以降からオプション機器である FAXモデムを接続しての FAX送信が可能になり,MIザウルスに至るまでの定番ソフトとなったインクワープロが搭載された.3代目となる PI-5000以降ではパソコン通信ソフトが搭載された.「アクセスザウルス」という愛称を冠したのはこのときからである.

MIシリーズ

PIシリーズのザウルスとのソフト互換性と電子システム手帳シリーズのICカードの互換性を廃した代わりに,PCカードスロットの搭載,カラー液晶パネルの採用,インターネット接続機能を搭載,OSの一新という大幅モデルチェンジが行われた.以後,小型化やオプションポート16への変更,CFスロットへの変更などを行ったザウルスポケットが事実上の後継となる.

MI-EXで VGA液晶を採用したり,MI-E1以降の機種で縦画面/横画面切り替え機能や内蔵キーボードを採用したりなど,最も多くのバリエーションモデルが登場したシリーズでもある.

SLシリーズ

自社製OSを採用し,(開発ツールは一般公開していたものの)基本的に自社製アプリケーションを積極的に正式採用していた MIシリーズから一転,OSとして LinuxQT Embededを採用した全く新しいザウルスシリーズ.超薄型・小型・軽量の SL-A300の発売より半年後に VGA液晶搭載のSL-C700と,MIザウルス最終モデル MI-E21/E25DCと同形状の SL-B500が発売され,大ヒット商品となった.現在は SL-C700 の後継機として SL-C750SL-C760SL-C860 が発売されている.

2004年10月に4GBのHDDを内蔵したSL-C3000が発表され、2005年3月にSL-C3000HDDレスモデルであるSL-C1000が発表になった。さらに2005年6月にSL-C3000のマイナーチェンジモデルであるSL-C3100が発表。