Sikhism 16世紀にナーナクがインドで始められた宗教。ヒンズー教から派生した宗教で、イスラム教の影響も受けている。唯一永遠の神の信仰を強調し、偶像崇拝を禁じている。また、カースト制度を否定している。戒律によってタバコ、酒、麻薬が禁止されている。 パンジャーブ地方を中心に信徒が多い。インドのアムリトサルにあるハリマンディル寺院が総本山である。
【シリーズ=教養の饗応】(4/17配信第87号) 今は、二十四節気の「清明(=せいめい)(4/4-4/18)」 七十二候の「虹始見(にじはじめて あらわる)(4/14-4/18)」です。 昨日4月16日は、「仏滅(ぶつめつ)」です。 本日4月17日は、「大安(たいあん)」です。 明日4月18日は、「赤口(しゃっこう)」です。 また、陰暦四月の異名は「卯月(うづき)」です。 英語では「April」 フランス語では「avril= (アヴリル)」です。 中国語では『四 月』と書いて『スーユエ』と発音します。 韓国語では『사월』と書いて『サウォル』と発音します。 3月の呼称としては、「卯花月(うのはな…
選民 ウィキペディア フリーな encyclopedia 食文化 キリスト教 旧約聖書 選民(せんみん)とは、特定の宗教集団(民族、信者)が、自分たちは神と契約した、神に選ばれたという意識と世界に対する導きの使命感を基礎とし、特別な存在と信じていること。またはそうして、自分たちが選ばれた民と標榜している思想 。もっとも代表的なものがユダヤ教におけるユダヤ人である。彼らはこの思想を信じていたために、国を失って2000年間も四散しても民族の結束を保てた 。 思想の類型 「選民」であるという感覚は宗教に関連して、また宗教以外の事柄にも関連して起る場合がある。例えば、主にキリスト教徒である「アボリショ…
はじめに 文科省がしきりに「学力の3要素」と言う今日この頃、私立大学の世界史入試問題の変化について検証します。今回は同志社大学です。 www.doshisha.ac.jp 私大専願者の憧れかつ難関国立大学の併願先として関西私立大学の生態系の長に君臨する同志社大学ですが、世界史の問題は基本教科書準拠、旧センター試験で8割以上得点できる人はその蓄積に私立的な知識を追加すれば合格点が取れる難易度です。 合格者平均点は以下の表のとおり8割を超える日が続出です。世界史では差をつけられない、ミスすれば即アウトという世界です。( д) ゚ ゚ 参考 2年分の受験者平均点と合格者平均点 2月5日 文系全学2月…
「インド宗教興亡史」保坂俊司 ちくま新書 2022 アーリア人によるヴェーダの宗教以前から存在した土着の宗教 従来の研究では、ダーサなどの土着宗教について明確な言及はされてこなかった。というのも、これらの宗教には、ヴェーダ聖典のようなまとまった文献が存在しないためである。土着宗教は、インダス文明を支え、また独自の呪術的な宗教形態でインド全土に広まっていただろうが、それらの宗教の評価はなされてこなかった。文献などの客観的史料がなく、評価しようがなかったということである。 しかし、バラモン教や仏教やジャイナ教など、インド発祥の宗教に通底する出家と修行という宗教形態の主流は、ヴェーダの宗教ではなく、…
ランキング参加中インド インドにいると、野良犬を見ずに一日を過ごすことは引きこもっていない限り不可能だ。とはいっても野良犬の数は昔に比べたら減少してそうだし、実際に2022年9月にインドを観光で訪れた時よりも明らかに減っている気がする。たった1年前のことだが、当時はエアロシティにも野良犬の群れがいたのだが、今は道に数匹ぽつぽつといるだけで、野良犬の群れも無ければ絶対数も少なくなっている。 2022年9月、エアロシティでホテルの窓から撮影。この後ろにも野良犬が列をなして連なっていた。今のエアロシティではこれほどの野良犬は見当たらない。 2023年の秋、インドの国運を左右するような一大イベントがあ…
2023年11月中旬、我々はディワリの時期に合わせてアムリットサル(Amritsar)への旅行を計画していた。ディワリに就いても今後ブログを書いていきたいと思っているくらいインドでは重要なお祭りだが、特にデリー近郊はディワリ期間中はお祭り騒ぎになってしまう為、どこか違う場所へ避難しようというのがこの旅行の目的でもあった。ちなみにこの都市は11月中旬は既に大気汚染もかなり深刻になってきていた。通常ディワリ後に一気に大気汚染が加速するところ、今年はディワリ前にAQIが1000を突破することもある等かなり例年対比でも大気汚染がひどい年だったらしい。ちなみにこのブログを執筆している2024年2月1日現…
はじめに 文科省の入試改革を受けて、私立大学の世界史入試問題にどのような変化が生じているかを検証するシリーズ、今回は近畿大学です。 延べ受験者数日本一の近畿大学の世界史はかつてはひたすら客観式の一問一答でしたが、ここ数年は変化が見られます。 今回はぶんぶんが近畿大学の2023年度の入試問題全320問を解答し、合格に必要な心構えを解説します。 2024年度入試直前の更新なので、お急ぎの人は3から読んでください。 問題はこちら。「近パス」に登録必要(無料)。三年×8日分 kindai.jp ちなみに理事長は1月現在こんな感じ。毎日新聞。大学のブランドに影響しないか心配してます。近畿大学教職員組合の…
インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ〈黄金寺院〉では,巡礼者や旅行者のために毎日10万食が無料で提供されている.そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく,みなが公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」だ.想像すらつかない沢山の食事は,毎日どのように用意されているのだろうか?スクリーンに映し出されるのは,驚くべきキッチンの舞台裏と,それに関わる人々の一切無駄のない神々しい手さばき.もちろん,近代的な調理器具は使わず,全てが手仕事で行われている…. インド北西部パンジャーブ州の都市アムリトサルにあるハリマンディル・サーヒブ(黄金寺院).主にパンジャーブ地方の人々を中心に信仰される…
2023年の読書メーター読んだ本の数:114読んだページ数:34388ナイス数:380革命前夜 (文春文庫)の感想解説にあった須賀さんのインタビューの回答の「西のことは気になるけれど、西のようになりたくないという、アンビバレントな感覚が東の人にはあったと思うんですよね」という部分が一番心に残った。ストーリーより、音楽の描写や街の描写が素晴らしかった。読了日:01月08日 著者:須賀 しのぶシンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)の感想実写化されてもウジむしとかヘビとか、気持ち悪くて見られないけど、本で読む分には、とても面白い。 続刊があるので楽しみ。 読了日:01月09日 著者:川瀬…
インドは多様な文化と古代の伝統が融合する国であり、その多様性はマーケティングにおいても大きな影響を与えています。特にデジタルの技術と組み合わせることで、インド市場での成功を収めることができる可能性があります。この記事では、インドのマーケティングの概観から始めて、インドの豊かな文化を理解することの重要性やデジタルマーケティングの現状を探ります。さらに、文化とデジタル技術のシームレスな融合方法や、成功事例からの学びについても取り上げます。最後に、デジタルと多文化を活用した先進的なマーケティング戦略の展望についても考察します。インド市場における成功は、多様な文化とデジタルの融合によって実現される可能…
<リード文> 宗教は、人々にとって非常に重要な存在です。それは、人々が信じる神聖な存在や教えに対する敬意を表すための象徴やシンボルが存在するからです。この記事では、宗教的なシンボルと象徴の意味について解説していきます。高校生の皆さんも身近な例を交えながら、宗教の象徴体験について深く理解していきましょう。<12の宗教的なシンボルと象徴の意味>1. 十字架十字架はキリスト教において最も象徴的な存在です。それは、イエス・キリストの死と復活を表し、キリスト教徒の信仰の基盤となっています。例えば、教会の内部に飾られた十字架は、信者たちがイエスの犠牲と愛に思いを馳せるためのきっかけとなります。2. イスラ…
16世紀初め、ヒンドゥー教の改革を訴え、ナーナクという人物がシク教を創始。インド西北部からパキスタンにまたがるパンジャーブ地方を拠点として、勢力を拡大した。「シク」とはサンスクリット語で「弟子」の意味で、開祖ナーナクを師(グル)とする、その弟子(シク)たちの宗教ということでシク教と呼ばれるように。シク教はイスラム教の影響を受け、偶像崇拝やカーストを否定した…🤔 指導者殺害事件のシーク教とは?カナダ・インドの対立をもたらした宗教の歴史 なぜインド当局はテロリストとして指名手配していたのか(1/4) | JBpress (ジェイビープレス)
【シリーズ=教養の饗応】(9/29配信第72号) 今は、二十四節気の「秋分(=しゅうぶん)(9/23-10/7)」 七十二候の「蟄虫坏戸(ちっちゅう こを はい)(9/28-10/1)」です。 昨日9月28日は、「先負(せんぶ)」です。 本日9月29日は、「仏滅(ぶつめつ)」です。 明日9月30日は、「大安(たいあん)」です。 また、陰暦九月の異名は「長月(ながつき)」です。 英語では「September」 フランス語では「septembre= (セプタンブル)」です。 中国語では『九月』と書いて『ジョウユエ』と発音します。 韓国語では『구월』と書いて『クウォル』と発音します。 9月の呼称とし…
2022年2月27日初版第1刷発行 2022年3月18日初版第2刷発行 第1章 宗教の起源・古代の宗教 第2章 ゾロアスター教 二元論、実質的一神教、拝火教 第3章 ユダヤ教 一神教の源流 第4章 キリスト教 第5章 マニ教 消えた世界宗教 第6章 イスラーム 第7章 ヒンドゥー教 インドの宗教 第8章 ジャイナ教 バラモン教の批判から生まれた禁欲と苦行の宗教 第9章 仏教 第10章 シク教 すべての人は究極的には同じ神をあがめていると考える 第11章 儒教 朱子学と陽明学、古学 第12章 道教 第13章 神道 皇室の祖天照大神を祀る伊勢神宮、 天照大神に国を譲った大国主命を祀る出雲大社 各宗…
1950年代頃まで、日本の高学歴の青年たちは難しい哲学の本を肌身離さず持っていたそうです。私の記憶が正しければ、藤子・F・不二雄も、級友たちはみんなそうしていたと書き残していました。「教養本のすすめ その1」からの記事に書いた私のように、哲学書は生涯通じて役立つ教養を与えてくれると多くの青年たちが考えていたからのようです。 「死体の前で金を騙される」に書いたように、インド旅行者のバイブル「地球の歩き方インド」では「インドは物質的には貧しいかもしれないが、豊かな精神世界が広がっている」と書かれています。「高野秀行の文才をねたむ」で紹介した「怪魚ウモッカ格闘記」(高野秀行著、集英社文庫)にも、お金…