「無情のPK戦」 「無情のPK戦」 ルーマニアの善戦 決勝トーナメントの1回戦、マラドーナを失ったアルゼンチンはカニーヒアも代表を離脱、若手のオルテガを起用する。ルーマニアはラドチョウを欠いたが、代わりにドミトレスクが活躍、FKとカウンター攻撃から2得点を挙げた。バティストゥータがPKで1点返すも、後半ドミトレスクのパスからゲオルゲ・ハジの追加点が生まれ、ルーマニアが3-2と勝利する。一気に勢いを失ったアルゼンチンは、こうして大会を去って行った。 アジア勢として、北朝鮮チーム以来28年ぶりの決勝進出を果たしたサウジアラビアだが、1回戦で北欧の伝統国・スウェーデンの前に3-1と敗れ去ってしまう。…