シビュラシステム

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シビュラシステム

しびゅらしすてむ

『PSYCHO-PASS サイコパス』の用語

Sibyl System)

サイマティックスキャンによって計測した生体力場から市民の精神状態を科学的に分析し、得られるデータをサイコパスとして数値化?、そこから導かれた深層心理や職業適性を提供する、包括的生涯福祉支援システム。この時代の厚生省が管轄しており、運用理念は、「成しうる者が為すべきを為す。これこそシビュラが人類にもたらした恩寵である」。システムは常時サイコパスや職業適性の判定などの膨大なタスクを行っている。多くの市民はシビュラシステムを肯定的に受け入れているが、不満を抱いてシステムの打倒を目指し、レジスタンスとして反社会活動を行う者も現れている。

公には大量のスーパーコンピューターの並列分散処理とされているが、実態は上部機関として、他者に不必要な共感をせずに、俯瞰して判断できるイレギュラーな傾向を持つとされた免罪体質者などの人間の生体脳をユニット化して思考力と機能を拡張、より膨大な計算処理を可能にしたシステムで、247名の脳のうち、常時200名程を順番に接続・通信・統合して稼働している。コンピューター等の通常の機械プログラムではストレス計測の色相判定レベルが算出の限界であり、犯罪係数等の複雑な人間の精神や心理に関わる計測は、脳ユニットが担当していた(第17話)。生体脳をコンピューター化する技術は物語の50年前に実用化されており、脳ユニットの集合体としてのシビュラの総意が、そのときどきに計測できない免罪体質者の脳を取り込んでいくことで、さらに高度に拡張してきたとされている。