1923年オランダ生まれの作曲家。フランスへ渡り、パリでミヨーやオネゲルに師事。1960年代にはセリー技法や電子音楽などの手法を用いた作品を発表していた。
1970年代からスティーヴ・ライヒやフィリップ・グラス影響を受け、ピアノによるミニマルミュージックを手がけるようになる。ミニマルだけれど美しく単調なメロディが秀逸。
とにかく長い曲が多く、廉価盤専門のブリリアントクラシックスから出たCDボックスは11枚組なのに曲数は6曲。彼曰く、これらの作品は演奏者に最後まで責任を負わせるため、演奏者の数やフレーズの繰り返しの回数などが変更可能なのだそう。