テリー・シャイボ(シアボ)。Terri Schiavo
フロリダ州の重度脳障害患者。
彼女の栄養注入チューブを外すことを夫が希望(生前本人がそのように希望していたと主張)、
これに対して彼女の両親は「遺産と再婚目当てだ。本人は希望していない」として法廷で争った。
州裁判所は夫側の主張を認めたが、これに対して州議会やジェブ・ブッシュ州知事が介入し、裁判所決定を覆す法案が可決される。しかし、連邦最高裁はこれを違憲と判断。
2005年3月18日、彼女はチューブを外された。
19日から21日にかけて連邦の上下両院が再装着法案を審議・可決、21日ブッシュ大統領が署名。
両親が再装着を求めて連邦裁に提訴したが、25日、連邦最高裁は訴えを退けた。
参考
尊厳死に政治介入 米国の「シャイボ訴訟」 「死ぬ権利」司法譲らず(西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050328/news017.html