シャン・ノース

音楽

シャン・ノース

しゃんのーす

sean-nós

アイルランド語で「古いやり方」を表す言葉。sean が「古い」で、nós は「習慣、風習」の意。綴り上、間のハイフンは必須。

英訳ではよく 'old style' が使われるが、'old way' のほうがニュアンスが近い。様式を表す「スタイル」とはニュアンスが違う。

発音はアイルランドの北部(や全般)では「シャ(ン)・ノース」、西部では「シャーン・ヌース」。

ふつうはアイルランド語による無伴奏でフリー・リズムの伝統歌唱のことを指す。旋律上の装飾音を多用する西部と、殆ど使用しない北部の二大歌唱法がある。毎年秋のエラハタス・ナ・ゲールゲ(Oireachtas na Gaeilge)と呼ばれる大会で、シャン・ノース歌唱(amhránaoícht ar an sean-nós)のその年のアイルランド一の名人を決し、「オ・リアダ杯」(Corn Uí Riada)を贈る。

1970年代半ば以降は、アイルランド西部コナマラ地方の伝統的なソロ・ステップ・ダンスにも「シャン・ノース」の呼称が使われる。現在では、上記のエラハタス大会においても、「シャン・ノース・ダンス」(rince aonair ar an sean-nós)の競技会が開かれている。

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