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シンディ・シャーマン

(アート)
しんでぃしゃーまん

1954年アメリカ合衆国ニュージャージー州に生まれ。77年ニューヨークに移った彼女は、様々な情景の中に自らの姿を登場させる写真作品を積極的に発表。70年代後半に、アルフレッド・ヒッチコックやフェデリコ・フェリーニ監督の50年代の映画のワン・シーンを思わせる場面のなかでキャリア・ウーマンや図書館司書など、すぐにそれとわかる典型的な女性に扮装し白黒写真に収めた「アンタイトルド・フィルム・スティル」のシリーズで美術界にデビュー。
80年代には、作品は巨大なカラー写真となり、メディア、暴力、身体、自己と社会の問題を浮彫りにするような作品群を発表、92年以降は性の問題を手掛けた「セックス・ピクチャー」シリーズを展開。
彼女の作品は、写真というメディアの可能性を広げ、オリジナルに対するコピーの創造性を示した点で、現代美術の最新モードを代表するものであり、ポスト・モダンと称される混沌とした現代の文化や社会の状況と密接な関係があるといえる。

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