James DePREIST
アメリカの指揮者。
1936年アメリカのフィラデルフィアに生まれる。フィラデルフィア音楽院で作曲を学ぶ(作曲家・ピアニスト・指揮者のヴィンセント・パーシケッティに師事)。
その後、小児麻痺に倒れる*1が回復し、1964年にはディミトリ・ミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝。
レナード・バーンスタインに選ばれニューヨーク・フィルのアシスタント・コンダクターに就任。
1980年、オレゴン交響楽団の音楽監督に就任。短期間のうちに全米のメジャー・オーケストラに育て上げた。
2005年4月から2008年にかけて、東京都交響楽団(都響)常任指揮者を務めたは東京都交響楽団の常任指揮者に就任。
これに先立ち行われたマンガ家二ノ宮知子との対談*2が契機となり、同氏のマンガ『のだめカンタービレ』(講談社発行Kiss連載)に主人公・千秋真一の上司役(音楽監督)として実名で登場することになる。
2005年11月にはアメリカ合衆国における芸術の創造・支援といった功績に対して贈られる国民芸術勲章(National Medal of Arts)を授与された。
バーバーをはじめとするアメリカ音楽やショスタコーヴィチを得意とし、後者の数多くの演奏はCD化されている。
なお、詩も手がけ、現在2冊の詩集が出版された。
2013年2月8日、アリゾナ州スコッツデールの自宅で心臓発作の合併症のため、死去、76歳。