ジェリー・ゴールドスミス

映画

ジェリー・ゴールドスミス

じぇりーごーるどすみす

Jerry Goldsmith

作曲家映画音楽

略歴

カリフォルニア大学にてミクロス・ローザに師事するなどして作曲を学ぶが、CBSの音楽部門にはタイピストとして入社する。そこで才覚を現し、低予算・短スケジュールという条件下で楽器の音色を引き出しながら効果的な音楽を付ける術を身に付ける。

テレビシリーズ「ミステリーゾーン」「スリラー」などの音楽を担当し、映画音楽の大家アルフレッド・ニューマンに見出され、映画業界に進出する。

映画の内容よりも、人やチャレンジングな内容を重視した為、ファンからは「映画は今1つでも、御大の音楽だけは素晴らしい」などと言われるようになる。ポール・ヴァーホーヴェンジョー・ダンテマイクル・クライトン、フレッド・スケピシらの常連作曲家となるが、同世代ジョン・ウィリアムズに比べて商売気より友情優先・男気優先だった為に、一般には知名度が低いのはやむを得ないだろう。映画音楽は音楽の出来よりも映画の人気によって知名度が左右されるからだ。B級映画にせっせと音楽を提供するも、常に自らの作品の質を落とさないところに、ファンは痺れるのである。

音楽の特徴としては、近年のジョン・ウィリアムズが殆ど意味が無いほどに凝ったオーケストレーションを行い、内容も映画音楽として面白くなくなっていくのに対し、最後まで映画の内容に合ったものを提供し続けていた。個々の楽器の個性を活かし、必要最小限でも効果的なものを狙う。シンセサイザーの導入にも積極的で、YAMAHA DX7が市販された直後はかなり使っていた。時に叙情的、時にドライな作風は、ドラマ、アクション、ホラーなど、ジャンルを越えた映画に合い、数々の映画人の憧れでもあった。

晩年は作曲よりもコンサート活動を重視し、日本にも2度来日公演を行っている。

アカデミー賞は「オーメン」でアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞。他にノミネート17回。

息子ジョエル・ゴールドスミス映画音楽作曲家として活動していた。

主な担当作品

アカデミー賞