地図上にバーチャルなフェンスを設置する技術。
モバイル端末を持った人の行動をリアルタイムで追跡し、あらかじめ決めた処理を自動的に行うシステム。例えば、行動範囲として定めたフェンスの外に子供が行くと、自動的に親にメールが届く仕組みなど。常に位置情報をonにしなくてはならないので、端末の電池の消耗が激しいという欠点がある。
米国を中心に取り上げられる「ショールーミング(店舗で商品を確認した後、購入はオンラインで行うという消費行動)」への対抗策として、ジオフェンシングが活用できるという指摘もある。具体的には、店舗が客の位置情報を利用して、近くにいる客に販促情報を送り、集客を図るといった活用方法である。
位置情報ビジネス ?「位置ゲー」が火をつけた新しいマーケット? (マイコミ新書)