ジギトキシンはジギタリスが生合成するステロイド配糖体であり,うっ血性心不全に対する薬理作用を有する.
細胞膜に存在するNa+,K+ATPaseを阻害することにより心筋細胞内のカルシウムイオン濃度を増加させ,心筋の収縮力を増大させる.
クリスティ『死との約束』を読んでいる。 フォックスグローブと呼ばれる植物があるらしい。ジギタリス・プルプリアのことで、毒があるらしい。この植物から取れるジギトキシンという成分は心臓の薬に使われるとか。 検索すると鈴というかベルみたいな花をいっぱいつけている。 新美南吉はこの植物の名前から、あの作品を考えたのだろうか。