Jules Supervielle(1884-1960)作家、詩人。
1884年1月16日 ウルグアイ・モンテヴィデオ出身
フランス人であるが、ウルグアイ・フランス両国の国籍を取得している。
幻想的世界観を湛えた詩、小説、寓話を発表。
現代詩における先導者的役割を果たし、
晩年には「詩聖」の称号を与えられる。
初期の谷川俊太郎、飯島耕一などにその影響が強い。
第一次世界大戦に動員され、郵便物の検閲に当たったシュペルヴィエルは「ここに接吻します」と書かれた手紙を不審に思い、あぶり出しを発見、かの有名な女スパイ・マタハリ逮捕に貢献したとも言われている。
アンドレ・ジッド、ポール・ヴァレリー、アンリ・ミショー、リルケなどと交友を持つ。