Joe Carnahan(1969-)
監督、プロデューサー、脚本家
製作費わずか7,300ドルで『ブラッド・ガッツ』を自主製作しデビュー。続く『NARC ナーク』でトム・クルーズにその才能を認められ*1、デヴィッド・フィンチャーの後釜として『M:i:III』監督に大抜擢される。ところがクルーズとの意見の相違から、撮影開始直前に降板の憂き目にあう*2 。
しかし雌伏の時を経て、『スモーキン・エース、暗殺者がいっぱい』で復活。返す刀で『バーニー・レイクは行方不明』のリメイクに着手するが、主演のリース・ウィザースプーンが撮影開始五週間前に降板、企画凍結の憂き目にあう。
それでもノンフィクション『パブロを殺せ 史上最悪の麻薬王VSコロンビア、アメリカ特殊部隊』の映画化『Killing Pablo』や、ジェイムズ・エルロイの原作に挑む『White Jazz』*3など、今後の話題には事欠かない、要注目の映画作家である。
リドリー・スコット&トニー・スコット兄弟プロデュースによる映画版『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』の監督に起用された。