Joe Dante
映画監督
マンガ家を目指すものの映画好きになり、新聞の映画評論家兼編集者となる。友人のジョン・デイヴィソン(後に映画プロデューサーとなる)と共に7時間ものホラー映画名場面集『The Movie Orgy』(1968)を製作、各地大学のキャンパスで上映される。
1974年、ロジャー・コーマンのスタジオヘッドとなったジョン・デイヴィソンがダンテに声を掛け、ダンテはニューワールド・ピクチャーズに就職。映画の予告篇編集者となる。1976年、同僚のアラン・アーカシュと共同監督した『ハリウッド・ブルバード』でデビューする。1978年、『ジョーズ』のパクリである『ピラニア』で注目され、スピルバーグに「最良のパクリ」と評価される。1980年の『ハウリング』でヒットを飛ばす。
1980年代はコミックタッチのギャグも交えたSF/ホラー/ファンタジー映画で注目を浴びていたが、徐々に作風が暴走化。近年はテレビの監督作品が多い。