スキュラ

読書

スキュラ

すきゅら

ギリシャ神話の怪物。

上半身は美しい乙女、下半身は6頭の犬の姿。

スキュラは元は美しい水のニンフだった。

海神グラウコスが彼女に惚れ、果敢にアタックするが、一向になびかない。

思い余ってグラウコスは、友人で魔女のキルケーに惚れ薬の依頼をする。

だが、キルケーもまた、グラウコスに恋をしてしまう。

「振り向いてくれない女よりも、自分を愛してくれる人を愛すべきだ」と

 キルケーグラウコスを説得するが、聞く耳を持たない。

そこで、恨みの矛先を恋敵スキュラに向けることにした。

スキュラお気に入りの水浴の泉に毒を流したのだ。

ある日、スキュラがいつもの場所で水浴をしていると、恐ろしい姿の犬が何頭も

自分の腰の周りにまとわり付いている。手でふり払おうとも、どんなに逃げても

犬たちは離れない。それもそのはず、彼らはスキュラの変わり果てた下半身だったからだ。