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スケープゴート

一般

スケープゴート

すけーぷごーと

心理学用語で「集団自体が抱える問題が集団内の個人に身代わりとして押しつけられ、結果として根本的な解決が先延ばしにされること」。


例えば学校や学級自体が抱えている問題が、いじめられっ子をスケープゴートにすることによって一時的に先送りになること。

企業であれば、自らの放漫経営が招いたツケを、膝詰めで納得してくれそうな「いい人」にリストラを迫るという事例である。

そのいい人こそスケープゴートである。

原義

ヘブライ聖書におけるスケープゴートは、古代ユダヤの「贖罪の山羊(しょくざいのヤギ)」の儀式を指す。これは年に一度、司祭イスラエルの人々の罪をヤギの頭にのせ、悪魔のいる荒野にほうりだすことで、すべての罪の贖罪としての儀式である。

これが転じて、現在では民衆の不満や怒りの解決のために捧げられた身代りを指している。

派生語として「スケープゴータビリティ(ゴータビリティ)」という言葉もある。