3月20日更新 今回の旅程で、一番苦慮したのはエディンバラに飛ぶ時期をどこで持ってくるか、ということでした。これは、 ストラスブール訪問 南仏のローマ遺跡とアヴィニョン教皇庁訪問 という2点を至上命題として旅程に組み込んだことによります。ここで厄介になってくるのは、フランスという国が、交通政策において、極端に中央集権的であることです。つまり、パリ起点であれば何処に行くにも都合がよいのですが、パリ以外のある地点から別の場所に行くとき、鉄道でも、場合によっては飛行機でさえ、パリを経由することになってしまうのです。今回であれば、南仏~仏独国境地帯を直線でつなぐ路線はなく、例えばマルセイユからパリを経…