ヴィクトル・ストイキツァ(Victor I. Stoichita, 1949- ルーマニア→スペイン) 芸術とイメージの歴史を、膨大な同時代史料との突き合わせと大胆な理論的着想とを巧みに織り交ぜつつ、歴史人類学的なひろがりのもとで考察していく美術史家。
ブカレストの生まれ。ブカレスト大学、ローマ大学、パリ大学にて美術史を修める。ミュンヘン大学の教壇などを経て、1991年からはスイスのフリブール大学にて美術史を講じる。