次世代電力網。
各所に小型のコンピューター*1を設置し、電気を需要と供給に合わせ余っている箇所から必要な場所へと自動的に供給することが可能となる送電網のこと。
これにより電気の相互移動が可能になり、低コストで電力の無駄を減らすことが出来るという。
また、各家庭に備え付けられた太陽光発電や電気自動車も電力源として逐次活用できるようになる。
各国の電力網は未だ安定性に欠ける部分があり、停電が完全には無くなってはいない。また、今後は太陽光や風力による発電が更に普及すると思われるが、いずれも安定して供給し続けるのは難しい。
そこで通信網を分散させたインターネットと同様に、電力も分散させることで安定性の向上を図るのがスマートグリッド登場の背景である。
*1:「スマートメーター」と呼ばれる